治験とは?

 

新しい薬を開発・販売するために、その薬がどれほど効果がるのか、安全なのかを確かめる必要があります。 

また薬は製薬会社が開発したからといってすぐ販売できるわけではありません。必ず新しい薬は厚生労働省の承認が必要です。

この承認を受けるために人を対象として行われるのが「治験(ちけん)」です。

 

「怖い」という思われがちな治験ですが、参加していただく際は、薬の効きめや副作用などについてとても丁寧な説明があります。

また多くの病院スタッフが関わり、参加いただく方の健康を第一に考えられています。

 

日本ではまだまだマイナスなイメージを持たれがちな治験について、正しい情報を知ってもらうために、治験の啓蒙にチカラをいれています。 

 

出典:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/fukyu1.html

東京都の治験

 

東京都は日本の首都で、関東平野中央部の東京湾に面しています。日本列島のほぼ中央、関東地方の南部に位置し、東は江戸川を境に千葉県と、西は山地を境に山梨県と、南は多摩川を境に神奈川県と、そして北は埼玉県にそれぞれ接しています。1603年に徳川家康がこの地に幕府を開いた江戸時代から日本の首都として発展し続け、現在は全国で最も多い約1300万人が暮らす世界有数の大都市です。ダイバーシティが進む街東京は、政治、経済、文化などさまざまな分野において日本の中心であり、行政区域は特別区である23区と、26市5町8村からなっています。また世界4大都市でもあり、本年2020年にはオリンピック・パラリンピックの開催が予定されている日本1位の観光地です。

 

 

東京都の治験事情


日本の首都で最も人口が多い東京では治験の募集もとても多く、23区内はもちろん、調布市や府中市、八王子市、清瀬市など23区以外の地域でも多くの治験が募集されています。

 

健康な男性対象の入院や、健康食品、化粧品、病気の方を対象としたものなどその種類もさまざまですが、比較的健康な男性を対象とした入院の治験バイトの募集が多いのが特徴です。

また持病がある方を対象とした治験も多く、東京医科歯科大学医学部附属病院や東京都済生会中央病院など大きな医療機関で独自に募集していることもあります。

 

東京以外にも関東で実施している治験は非常に多く、関東にお住まいの方は他県で募集している治験にも参加できるので、ご自身の通える範囲で関東全域で募集している治験の中から希望にあった地域で治験実施施設を探すことをお勧めします。

 

■東京医科歯科大学 医学部附属病院

http://www.tmd-ac.jp/clinical_test/index.html

 

■東京都済生会 中央病院

https://www.saichu.jp/about/division/clinical-trial-center/chiken-kanri/inaction/

 

治験バイトのメリット

治験に参加すると、社会貢献として有効なばかりか、ご自身の健康管理にも役立ちます。参加できる治験があれば、積極的に参加をおすすめします。

具体的なメリット3つ


 1.最新の治療がうけられる

医療の進歩はめざましいものがあり、治験はその最先端といえます。

今までの薬では効果が十分でなかった場合でも、新しい薬によって治療効果が得られる場合もあります。

治験はそんな新しい治療を受ける絶好のチャンスです。

 

2.同じような病気で苦しむ人の治療方法の開発に貢献できる

新しい薬を販売するには、くすりの効き目や安全性を実際にその病気の人に使ってもらい確認する必要があります。

治験に参加いただく事により、同じような病気で苦しむ人のもとに新しい薬が届けられます。


3.医療費が抑えられる

治験に参加していただいている期間は、治験に伴いかかる検査代や薬代は製薬会社が負担しますので、 

医療費の負担を抑えることができます。

 

参加者の体験談

参加前のイメージとは違いました。


家族に勧められて参加しました。

治験という言葉は知っていましたが、自分には関係ないと思っていたし、あまり良いイメージがなかったため最初は戸惑いました。しかし、意外にも安心して参加することができました。

また、自分でも医療に対する貢献ができたと思うと少し誇らしい気持ちです。医療機関関係者や家族には感謝しています。

女性の私でも参加できました!


治験というと男性のイメージでしたが、女性の月経困難症の治験バイトに参加しました。

以前から月経の痛みに悩まされていましたが、婦人科に通うのはなんとなく気がおもく...

こんな機会でもないと治療する事はなかったと思います。

謝礼をもらいながら、とてもいい先生に見てもらうことができたので本当に参加してよかったと思っています!

必見!おすすめ治験募集サイト


病院やクリニックから直接治験の案内を受ける機会は少ないかもしれません。お医者さんによっては、噂を気にして自分の患者さんには治験を勧めないといったところもあります。

 

そのため、一般に治験の募集をしている安心して参加できるサイトをご紹介します。

 

東京の治験に参加するならこのサイトがおすすめです。

 

まだ全国的にもそれほど知られていないのですが、他の会社と違って個人情報の取り扱いはもちろん、女性を対象にした治験バイトも豊富に取り扱っています。


よくある質問

質問:治験バイトって副作用とか出て危ないですか?


回答:すべての薬には主作用と副作用があります。万人に効く薬が無いように、副作用も個々の体質によって発現する可能性もありますので、副作用が100%無いとは言い切れません。

 

大前提として、治験は様々な規則や法令に基づいて人権と安全を最優先に実施されています。また、副作用と言うと、死に直結するようなイメージを思い浮かべる方が多いですが、眠気や倦怠感なども副作用の一種です。

 

質問:未成年(20歳未満)ですが登録できますか?


 回答:はい、ご登録頂けます。しかし、入院タイプの治験などはすべて20歳以上の健康成人を対象としているため、高校生などはご参加いただくことはできません。通院タイプの持病をお持ちの方の治験やワクチンの治験などは未成年を対象としたものもございますが、その場合には保護者の同意も必要となります。因みに19歳の方の場合でも、事前検診までに20歳を超える場合は問題なくご参加頂けます。